すずめの戸締りは何を伝えたい?よく分からない!どういうこと?との声多数!

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新海誠監督の「すずめの戸締まり」が放送されました。

「君の名は」が大ヒットし、新海誠監督の最新作の「すずめの戸締まり」ですが、内容が難しく

意味がわからない

つまらない

という声も挙がっています。

今回は批判が挙がった理由や、視聴者の感想をまとめていきます。

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目次

【すずめの戸締り】よく分からない!どういうこと?との声

深海監督の最高傑作と言われる映画「すずめの戸締まり」。

この作品の映像美や音楽、キャラクターなど素晴らしい作品なのですが、

内容が「意味がわからない」「どういう事?」とたくさん声が挙がっています。

https://twitter.com/side_shunsuke/status/1640179448166371328

新海誠監督の世界観を知れる美術画集で映像美を楽しめます。

なぜこのような声が挙がるのでしょうか?

今回は、意味がわからないと言われてしまう原因についてまとめていきます。

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すずめの戸締りは何を伝えたい?

「すずめの戸締まり」は何を伝えたい物語なのでしょうか?

この物語について、深海監督はこのように話しています。

旅をしながら土地を悼む物語

物語は日本神話の天岩戸の岩戸隠れの伝説から来ています。

想像を超えた大きな出来事が起きた時、人間は神話や説話や昔話など自分の手のひらに乗るサイズにまとめて物語の形にパッケージ化することで、認識可能な状態にして、起きたことの意味を考えるよすがにします。

僕たちが今回の映画でやりたかったのは、そのように現実に起こった出来事を物語として語り直すことでした。

亡くなった人にはお葬式が行われるのに、町や土地から人が消えて場所が失われる時にはそういった儀式がない。

そこで場所を悼む話を映画にできるのではと考えた時に、そういった場所をめぐるには土地から土地への移動が必要だったので、必然的に旅をする話になり、結果的に日本中を舞台とする話になりました。

新海誠ロングインタビューより

主人公のすずめが、最初からどんどんいろんな土地を回りながら行動していく物語となっていることを指していると考えられます。

このことが「共感できない」との声につながっているのですが、深海監督にはきちんと物語の意図があり、その意味を知ったうえで、この物語を見るとまた違った感覚で見ることが出来ると思います。

確かに、単純ではない物語で、深い意味を持っているだけに「理解できない」「何が言いたいの?」という声が多数挙がったのかもしれませんね。

SNSではどんな声があるのか見ていきましょう。

つまらないという評価です。

こちらは、また違った感じ方をされています。

この方は、前半部分は同じように面白く感じなかったようですが、後半の日記のシーンからはストーリーに引き込まれて最後は泣いたというようなコメントですね。

どんな作品でもそうなのですが、映画を見た方の受け取り方によって、全く異なった感想となりますよね。

新海誠監督の作品「小説秒速5センチメートル」こちらもまた違ったストーリーで魅力的です。

どんな作品でもある事なのですが、「すずめの戸締まり」という作品については、ストーリーの理解が追いつかない方が多かったように感じました。

具体的にはどんな部分が「意味不明」で理解が追いついていないのか、見ていきましょう。

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意味不明でつまらないと言われる理由5選

なぜ、意味不明という声が挙がってしまうのでしょうか?

理由を考えます。

理由①震災をテーマにしている

「すずめの戸締まり」は3.11に関する内容が色濃く入っています。

新海誠監督は、このテーマにしたことを、インタビューでこのように語っています。

現実の悲劇が背景にあっても、それをエンタメで扱ってはいけないとか、不謹慎であるとか言われることになったとしたら、それこそがいちばんの悲劇だと思うんです。フィクションではあるけれども、表現されているのは本当の出来事であって、本当の感情の交換であることを目指しました。

新海誠ロングインタビューより

震災をテーマにしたことで、視聴者の見方は随分違ったものになることが予想できます。

この時点で万人受けの作品とは離れてしまいますね。

理由②共感できない

「すずめの戸締まり」の作品の中で、動機になる根拠がないのに、主人公たちは積極的に行動します 。

ネットでは、

会ってすぐの人のためにそんなに遠くまで行く?

最初から突っ走しるだけで、意味がわからない

このことが「リアルじゃない」「共感できないし」というような声につながった可能性があります。

理由③ジブリに似ている

ジブリ作品のパクリだ!とまで言われているこの作品。

なぜそのような声が挙がったのか、深海監督のコメントから紐解きます。

『魔女の宅急便』とは設定もテイストも物語内容もまったく異なる話ではあるんですけれど、『すずめの戸締まり』も鈴芽が女性たちと出会っていく話にしたいと思いました。

深海監督のロングインタビューより

魔女の宅急便を意識したのは確かのようです。

このコメントでもあるように「設定や内容は違う」と書かれてあります。

13歳の少女が旅をしながら、たくさんの女性に出会い、心と葛藤しながらも成長してく物語は、視聴者の共感を受けていますよね。

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「魔女の宅急便」のような少女の成長物語として時間がたった現代でも古びていない、そんな作品を作りたかったようです。

そんな物語を目指した結果、「似ている」「パクリ」「つまらない」と言われているようです。

理由④主人公が同じ設定

「天気の子」や「君の名は。」に続き、今回も女子高生が主人公ということも批判されています。

女子高生の主人公が、物語を紡いでいく設定が3作続いたことで「また同じような作品か」「つまらない」というような評価につながったようです。

理由⑤ダイジンがかわいそう

作品中に「ダイジン」という”人の言葉を話せる猫”が登場します。

ネタバレになるので詳しくは書きませんが、このダイジンの可愛さに引き込まれる視聴者が多かったようです。

その可愛さ、純粋で健気なダイジンに感情移入してしまう方が多かったようですが、物語では切ないラストを迎えるようです。

このラストに泣いてしまう視聴者もいるほど。

この内容が「切ない」と言われてしなう理由だったようですね。

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「すずめの戸締まり」に関する私の感想

新海監督作品は美しい映像が特徴です。

特に、廃墟となった街並みや、扉から溢れ出す災いの描写は、見る者を圧倒しまする美しさです。

また、緻密なストーリー魅力的なキャラクターも素晴らしく個性豊かなキャラクターたちが物語を彩っています。

深海監督の最高傑作と言われ、圧倒的な映像美と壮大なストーリーが楽しめます。

難しいテーマにしたことも「理解できない」といわれる理由の一つですが、新海誠監督がこの作品に込めた思いを知って見ることで視点や共感が変わってくるのかもしれません。

この作品はやはり素晴らしい作品だと思います。

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まとめ

今回は「すずめの戸締まり」についてまとめました。

独特の世界感に視聴者からは賛否ありましたが、とても作り込まれた作品なだけに評価が分かれているようでした。

素晴らしい作品ですので、ぜひ沢山の人にみてもらいたいと思いました。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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